この部屋の中には無限の詩がある
テーブルの詩があって
フォークの詩があり
ガラムマサラの詩があり
ガスコンロの詩がある
それらはただ僕の心に読まれるのを
待ってくれてるだけである
この地球の上には無限の詩がある
路地裏にうずくまる老婆の詩があり
浜辺に転がる小石の詩があり
ビルの谷間をかけ巡るそよ風の詩がある
それらはただ僕の心に読まれるのを
待ってくれてるだけである
このギターの中には無限の詩がつまっている
このメロディーの中には無限の詩がつまっている
このリズムの上には無限の詩が落ちている
このスピーカーの中には無限の詩がつまっている
流れる音楽の中にはずっと昔から
その話やストーリー、ポエトリーと共に在って
その詩に耳を傾けようが、傾けまいが
そこには無限の詩が在るのである
その歌に耳を傾けようが、傾けまいが
その歌はもうすでにそこに流れているのである
ボロボロの瓦葺屋根の天井裏にも無限の詩があり
この米、一粒一粒の中に無限の詩があり
君がこぼすその笑顔の中に、その涙の中に無限の詩があり
この空気の中に、このコーヒーの中に、この佇まいの中に
土の中に、ビルの谷間に、そのセミの隣の1スペースの上にも、、
ありとあらゆる現実の中に現実の詩が存在しているのである
その詩を読むか読まないかは私達の心次第であり
その歌に耳を傾けるかどうかも私達の心次第であり
そしてそれらを読んで人々に伝えてゆくのが
詩人としての役割なのである
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